2016年7月9日
10時間耐久!百物語完走ツアー
今回はツアーではなくサロンでの参加型イベント、よく聞くけどやったことないシリーズの一つであろう、百物語。
百物語はよく知られていると思います。
ろうそくを100本用意して、一つ怖い話をするごとにローソクを消していく。。。
最後のろうそくの灯りが消えた時。。。
という、夏にやるとクーラーが不要になるような催し?ですね。
今回サロンに集まったのが
12時に集まって、約10時間のロングコースです。
印象深かったお話を2つ、書き出します。
途中で帰る
今回の百物語、参加者でやけにたくさん話をする人がいました。
その人だけで10、20話くらいいくのかな?ってくらい。
この人ばっかり話をするな~と思っていたら、その方が、「途中で帰る必要がある」とのことで、
限りある時間の中でたくさん話をしてくれていたんですね。
でもその方の最後の話、実は、「百物語は途中で帰ってはいけない」というルールがあるというお話でした。
その方は本当に帰ってしまい、その後どうなったのかはわからずじまい。。。
私ってだれ?
最後の一個前、99番目のお話でもあり、よくできた構成と話手の上手さもあり、とても印象に残っているお話です。
その方(Aさん(女性)です)の実体験だそうです。
Aさんは小さい頃(2、3才)、よく泣く、いわゆるべそかきっ子だったそうです。
親戚や母親も、よく泣く子のお世話でとても困っていたそうですが、
そんなある日、母親が買い物から帰ったところで大人しく一人で遊んでいたAさんをみて、つい、
「今日は泣いてないんだね~」
といったそうです。他意はなかったようですが、変なこといったかな?と思っているとAさんが、
「あの子は泣き虫だからね~、変わってあげたの」
といったそうです。
その日以降、Aさんはべそかきっ子ではなくなり、以前と違う様子に親戚なども不思議がっていたそうです。
Aさんはその小さい頃の記憶がなく、その話を聞かされると考えてしまうとのことでした。
「私って。。。誰。。。?」
100話が終わって最後のろうそく(といってもLED)が消されたときに真っ暗になりましたが、
やはりなにもおこらず、無事10時間耐久(実際には8時間くらい)の百物語が終了しました。
この日から電気つけてないと眠れない日々が3ヶ月続きましたけどね。。。
次回は青森バスツアーについて書きたいと思います!